冬の入浴に要注意

先週、25日から日本中が今季最強寒波に覆われ、広い範囲で大雪になりました。

今季は暖冬と言われ、西日本では、ほぼ2桁の気温が続いていましたが、さすがに10度を割りました。

この様な寒い時期の入浴は大変危険です。

高齢者は熱いお風呂への入浴を好みますがヒートショック・熱中症・浴槽内での転倒等々があげられ、冬の入浴に要注意です。

これらの解消方法として
① 温度差を低く抑えること
② 充分な水分補給をする
③ 単独入浴を避ける
日頃から血圧の管理を行う
⑤ 早朝・深夜の入浴、一番風呂を避け、入浴時間を短くする


「ヒートショック」による事故を防ぐには
高齢者が寒い浴室でお風呂に入ると血圧が30以上変動するという実験結果を、東京都健康長寿医療センター研究所がまとめたことが報じられました。

また同研究所では、東日本の23道都県の消防本部の協力に基づき、全国で高齢者を中心に年間約1万7千人が入浴中の事故で亡くなっているとの推計も発表しています。

上記のような入浴中の事故死の原因として多く指摘されているのが、温度変化の影響で血圧が急激に上下し、失神や心筋梗塞といった症状を引き起こす「ヒートショック」と呼ばれる現象です。

風呂に入ってから出るまでの血圧などの変化を調べたとのことですが、脱衣室・浴室の温度を18度、湯を41度にした場合では、服を脱いだ直後に平均で154 に上がった最高血圧が、風呂に入ると122に急降下し、風呂から出ると再び急上昇するという現象が確認されたそうです。
以上のことから、冬の入浴は要注意です。




入浴時には脱衣室や浴室をあたためておくことが重要

ちなみに上記の調査では、脱衣室・浴室の温度を25度まであたためておいた場合では、血圧の変動幅が15~22に縮小することも確認されました。
そのため同研究所では、血圧の急な変動による入浴時の事故を防ぐための次の対策をお勧めします。
・脱衣所に暖房器具を設置して、事前に温めておく
・入浴前に浴室内をシャワーで温めておく
・日没前のまだあまり寒くない時間に入浴すること
・銭湯などの公衆浴場を利用すること
・家族や知人、ヘルパーさんなどに入浴時は近くに居てもらう

安全なお風呂の入浴法は?

●入浴前には必ず水分補給する。
●湯船につかる時には、あ~って声を出す。
声を出して息を吐くことで血圧が上がりにくくなる。
●入浴剤は炭酸の物が効果的。
炭酸の効果でお湯の温度が低くても温まりやすい。
●お風呂から出るタイミングは、
汗がちょっと額のあたりに、にじんで来た頃。
あまり長風呂はお勧めできない。





リ ン ク 集